2022年10月7日、2022年度のグッドデザイン賞受賞作品が発表され、私たちが設計した、「山形霞城どうぶつ医療センター」が選定されました。
受賞作品の掲載されたグッドデザイン賞のホームページ
建物のコンセプトは、こちらのブログに掲載しています。
建築主の山形霞城どうぶつ医療センターの院長である高野儀之先生と職員の皆さん、施工を手掛けた愛和建設の横山隆太社長と社員や協力会社の皆さん、このどうぶつ医療センターを成立させるためにご尽力いただいたすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。
おかげさまで、空間芸術研究所の手掛けたプロジェクトがグッドデザイン賞を受賞するのは、4年連続4回目となります。
以下に、受賞を記念して、今まで公開してこなかった写真・図面も含めて、このブログに掲載します。(写真は特記なき限り、小川重雄さん撮影です。)
































山形霞城どうぶつ医療センターは、2021年5月にオープンし、約1年半が経過しましたが、開業して間もない時期から、多くのどうぶつ達やオーナー様が集まる場となっています。
1年ほど前には1階予備室に花屋さんが、CT・MRIの導入までの期限付きで開店され、中庭は、商品でもある鉢植えの植物で彩られました。
そして、今月初めには2階のラウンジにカフェがオープンしました。しばらくは不定期営業ですが、どうぶつ医療センターの利用者の方はもちろん、どなたでもご利用になれます。(ただし、カフェのみご利用のお客様の駐車場は用意されておりません。)
近くにお住いの方は、ペットを飼っていてもいなくても、ぜひお立ち寄りいただければと思います。
最上部まで登ってみてください。足元の街並みとともに、蔵王や月山といった山々をはじめとする、山形の雄大な自然を望むことができます。
どうぶつと人間、人間同士、自然と人間の対話の場として、この建物が地域社会に受け入れられ、みなさんに愛される施設になることを願っています。