T動物病院の現場では、前回の1階壁及び2階スラブのコンクリート打設が終わってから、2階の型枠及び配筋の工事が行われていました。

そして、2月20日には、2階壁及び3階床スラブのコンクリート打ちが行われました。

1月20日(上の写真:以下同様) まだ採暖養生のためのシートが回されています。

 

1月22日 徐々に2階壁型枠の建て込みが進んでいきます。

 

1月26日

 

2月2日

 

2月10日 壁の型枠・配筋がほぼ終わり、スラブの型枠・配筋が行われています。

 

1階の内部は型枠がばれて、躯体の状態、空間のボリュームが掴めるようになっています。

 

中庭のあたり

 

内部階段

 

2月17日 この翌日にコンクリート打設予定でしたが、気温が相当下がるという予報を受けて2日延期しました。

 

1階ポーチ下

 

 

そしていよいよ、コンクリート打設当日です。(2月20日)

 

コンクリートポンプ車(左)とコンクリートミキサー車(右)午前7時半から打設開始です。

 

ポンプ車は ブームを伸ばして、ミキサー車が運んできたフレッシュコンクリートを3階床レベルまで 圧送します。

 

午前9時頃の現場風景

 

背後に蔵王を望む

 

一番打つのが難しい、内部階段回りの打設。 施工チームが一丸となって取り組む姿。

 

ポンプ車のホースから生コンが型枠に投入される様子

 

高周波バイブレータを操作する人

 

壁の型枠内にコンクリートがよくいきわたるように、木づちでたたく人

 

壁の端部にコンクリートが回るように竹の棒(ツコツコ棒)で突く人

 

上下二班に分かれて、上はコンクリートの投入、高周波バイブレータ掛け、ツコツコ棒、レーキによる均し、下は木づちによる叩きをおこなっています。

 

3階床スラブ内に血管のように巡らされた電気のスリーブ配管。これらはすべて、これからコンクリートの中に埋設されて、建物各所に電気を送る(ための電線を通す)役割を果たします。

 

ポンプ車から遠いところに届くように、ブームを曲げて

 

東側より見る

 

午前11時過ぎ、壁のコンクリートは打ち終わって、3階床スラブ(床版)の打設に入っています。

 

スラブに投入されたコンクリートは、レーキで粗く均されていく

 

 

3階床スラブ型枠に、フレッシュコンクリートが投入される様子

 

今回は1階よりもコンクリートの打設量が少なかったので、午後1時過ぎにはコンクリート打ちは完了しました。昼休みで一旦人がいなくなっていますが、ここから夜まで、金鏝押さえの仕事が行われます。

ポンプ車もブームを畳んで帰り支度

気温もそれほど下がらずに、若干小雨が降る程度の曇りという恵まれた天候の中、2階壁3階床スラブのコンクリート打設が無事完了しました。

お疲れさまでした。

最後に、3階壁と屋上のスラブのコンクリート打設が残っています。

躯体工事の範囲は上階に行くにしたがって小さくなりますが、このまま緊張感を維持していきたいと思います。