2021年3月17日、T動物病院のコンクリート打設が行われました。
以下、前回の2階コンクリート打設から3階コンクリート打設までの定点写真です。
↑ 2月23日
↑ 2月25日
↑ 3月2日
↑ 3月10日
そして、ここからが打設当日の様子です。今回は3階の壁と、最上部のR階のスラブ(屋根)を打設します。
同時に、3階からR階の外階段の斜めスラブと、3階より上のRC手すり壁も打設します。
コンクリートポンプ車(左)と、コンクリートミキサー車(右)
毎回、供試体(テストピース)という、直径10cm高さ20cmの円筒形がコンクリートでつくられます。これはコンクリートの硬化後に、圧縮強度試験に使われます。下の写真は、現場に搬入されたコンクリートを型枠に入れて供試体をつくっているところです。
上の写真の左側の、生コンの山が崩れたようなものは、スランプを測った跡です。スランプについては、第一回目のコンクリート打設のブログで説明しています。
前回打設した2階のRC壁の上に、3階床レベルより上のRCの手すり壁を継ぎ足すように打っているところです。
3階は、1、2階に比べると打設するコンクリートの量が少ないため、昼頃にはコンクリート打ちは完了しました。
すでに打設が完了した1階、2階の内部では、3階の打設準備をしている最中にも、金属製建具の取り付け、断熱の発泡ウレタンの吹き付け、LGS(Light Gauge Steel=軽量鉄骨)の間仕切壁の下地、電気・機械の配線配管、コンクリートの補修などが、並行して進められています。
↑中待合の上の吹き抜け空間となる場所。天井に隠れる部分で反対側が外部(屋上)になるところは、断熱材が吹き付けられている。
打設が終わった翌朝の様子です。屋上の床がきれいに均されています。
次回、R階のRC手すり壁を打設して、この建物の躯体コンクリート打ちは完了します。
[…] T動物病院は、前回ブログで、3階の壁とR階のコンクリート打設までをご紹介しました。その後、R階の手すり壁の打設を行い、躯体コンクリートはすべて完了しました。(あとは、防水上のシンダー(軽量)コンクリートの打設のみです。) […]